県議会の議案説明要旨 - 平成11年9月22日 - 2  子育て支援を中心とする少子化対策について 

◎  9月補正予算の概要について

2  子育て支援を中心とする少子化対策について

第二は、子育て支援を中心とする少子化対策であります。

少子化対策は高齢化対策と並ぶ国民的な重要課題であり、県としても従来から安心して子供を産み育てる社会環境づくりを推進いたしております。特に子育てと仕事の両立を支援するため、保育所の整備や保育内容の充実強化、放課後児童クラブに対する支援の拡充等に努めているところであります。

今般、国では地域の実情に応じて県と市町村が連携して行う創意工夫を凝らした幅広い取り組みを支援するため、少子化対策臨時特例交付金を創設したところであります。これを受け、県においても今後の新たな子育て支援ニーズを把握して、新エンゼルプランを策定するため基礎調査を実施するほか、一時預かりなど身近な保育ニーズにこたえる保育ママを養成するとともに、放課後児童クラブ指導員等についても養成の強化を図ることといたしております。

また、家庭における育児不安などの解消に向け、健康などに関する情報提供の充実強化を図るとともに、子育ての楽しさに触れるイベント開催などの啓発キャンペーンを実施することといたしております。さらに、いしかわ動物園や昆虫館を活用した親子のふれあい体験事業など、子どもの夢創生プランの先駆的モデル事業にも取り組むことといたしております。 

 

以上

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