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平成29年度石川県原子力防災訓練は、30km圏内に含まれる県内8市町(志賀町、七尾市、輪島市、羽咋市、かほく市、宝達志水町、中能登町、穴水町)及び30km圏外の避難者受入側の市町の参加を得て、平成29年11月26日(日曜日)に開催しました。訓練には、約270機関、約2,200名が参加しました。
今回の訓練は、国、地方公共団体、原子力事業者との役割分担や連携を確認するなど、原子力災害時の対応体制を検証することを目的として実施しました。
オフサイトセンター運営訓練
・国、県、関係市町等で合同対策協議会を設置し、全体会議(TV会議)や県現地対策本部会議を開催し、県、関係8市町等の情報共有や伝達訓練を実施。
・5km圏内の住民は、指定避難所に避難。
・5kmから30km圏内の8市町の住民は、屋内退避を実施し、その後、緊急時モニタリング結果に基づき、避難対象地域の住民が、複数の避難経路により指定避難所へ避難。
・5km圏内の在宅の避難行動要支援者は、屋内退避施設に退避し、その後、指定避難所に避難。5kmから30km圏内の在宅の避難行動要支援者は屋内退避を実施。
・5km圏内の特別養護老人ホームの入所者(はまなす園)の入所者のうち、即時退避が可能な入所者は福祉避難所に避難。他の入所者は屋内退避施設へ退避。
・5kmから30km圏内の特別養護老人ホームの入所者(眉丈園、ちどり園)は、入所者が福祉避難所等に避難。
・公立羽咋病院では、重症の入院患者を救急車で県立中央病院に搬送。
・5km圏内の志加浦志賀町の保育園では、保護者への引き渡し訓練を実施し、引き渡しができなかった園児を引率して指定避難所に避難。関係市町の小学校でも、保護者の引き渡し訓練を実施。
・国は、オフサイトセンターに緊急時モニタリングセンターを設置。
・県のモニタリング要員が、国が作成する実施計画に基づきモニタリングを実施。
・30km圏外にスクリーニングポイントを設置し、放射能汚染検査・除染を実施。
・地震により道路が寸断したことを想定し、5km圏内の住民がヘリで避難。
・陸上自衛隊により道路の応急復旧を実施し、特殊車両で避難。
テレビ会議システムで国や関係市町等とを結んだTV会議(オフサイトセンター)
社会福祉施設における入所者の退避訓練(特別養護老人ホームはまなす園)
複合災害対応訓練(空からの避難)
複合災害対応訓練(陸路からの避難)
スクリーニング・除染訓練(県立看護大学)
スクリーニング訓練(県立看護大学)
住民避難ルートの交通誘導訓練
避難所運営訓練(金沢伏見高校)
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