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石川県農業総合研究センターでは、品質の良い早生の品種として「石川43号」を開発しました。平成15年6月に「ゆめみづほ」と名称が決まり、石川県内で作付けされています。
みづほ(「瑞穂」の原語)と夢を組み合わせた名前で、消費者・生産者ともに親しみやすいということで名付けられました。
草丈が短く、穂数の多い早生の品種です。収量は安定してやや多 く、玄米の品質、ご飯の味は良好です。
県下全域
上段が母系、下段が父系
2,826ヘクタール
コシヒカリは昭和31年に福井県農業試験場で育成され、昭和47年に、石川県の奨励品種として登場しました。この品種は品質が良くおいしい米でしたが、倒れやすく病気に弱いことなどから、初めはあまり栽培されませんでした。
しかし、消費者の根強い良質米志向や価格の優位性等から栽培方法の改良が進み、栽培面積が増え、現在では、39県で栽培されています。
越(こし)の国に光り輝く品種になることを期待して、昭和31年に名付けられました。
(越の国とは、今の新潟県から福井県の地域のことです。)
草丈は長く、穂数はゆめみづほより少ない中間型の品種です。
炊飯光沢がよく、ねばりが強く、食味評価は現在栽培されている品種の中で最高ランクとなっています。
県下全域
上段が母系、下段が父系
20,478ヘクタール
能登ひかりは昭和60年に石川県農業総合試験場で育成された早生品種で、石川県の能登地域を中心とする標高50m以上の山間・山麓地帯で主に栽培されています。
草丈は並で、穂数はやや少ない偏穂重型の品種です。
玄米は大粒で見かけの品質は腹白粒がありやや劣るものの、食味は良く、上の中に位置づけられています。
標高50m以上の山間・山麓地帯
上段が母系、下段が父系
1,745ヘクタール
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