ホーム > 観光・文化・スポーツ > 文化・芸術 > 文化財 > 石川の文化財 > 無形文化財(県指定) > 牛首紬
ここから本文です。
牛首紬技術保存会(うしくびつむぎぎじゅつほぞんかい)
白山市白峰 白山市教育委員会白峰分室内
〔作業風景 はた巻き〕
牛首紬の作品
県指定無形文化財 昭和54年7月24日指定
白山麓、白峰(旧牛首)に生産される牛首紬の起源は古く平安時代後期にさかのぼるといわれる。白峰では、古くは養蚕・機織りで生計を立てていたといわれ各時代によって推移はあったものの、現在でも手造りの伝統を守りつづけている。
玉繭(たままゆ)から直接手引きする糸で造られ、その生産は20工程にもおよび、全国的にも類の見ない一貫作業である。各工程には伝統につちかわれた手仕事の技が生かされ、特に玉繭からの糸造りなどすべて重要な作業は、カンと経験によるものといっても過言ではない。いつの時代にも変わることなく受け継がれてきた数々の工程が、牛首紬をささえて来たのである。
製品は、長繊維の糸が平行に並んでいて、耐久力が強いこと、独特の光沢があり、手織り特有の風合があること、皺になりにくいことなどの特徴がある。
「石川県の文化財」より
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
同じ分類から探す