ホーム > 教育・子育て > 教育・学校 > 大学・高等教育機関 > 大学、短大、高等専門学校の学生向けプログラム(高等教育振興・国際機関連携グループ) > 世界農業遺産国際スタディ・プログラム 令和5年度の実施結果
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令和5年度より、県と国連大学が共同で、大学生向け研修「世界農業遺産国際スタディ・プログラム」を開始しました。
このプログラムでは、世界農業遺産をテーマに国際的な視点で学習し、活動の成果として、学んだことと学生それぞれの専門知識を掛け合わせて、能登や本県の地域活性化についての提案を行うこととし、それにより、国際的な視点を持って地域に貢献する若者の輩出をねらうとともに、県内高等教育機関で学ぶことの魅力向上を図っています。
令和5年度は以下の活動を行いました。
国連大学職員から、世界農業遺産(GIAHS)についてや、国内で最初の認定地である「能登の里山里海」について解説する講義を実施しました。
講義後、参加学生の中で、関心のあるテーマが共通の学生同士でグループを構成し、今後の活動に向けて、何に着目して学ぶべきか、どんな形の地域貢献ができそうか、アイデア出しを行いました。
この活動について、以下のページにもレポートが掲載されています。
能登地域(世界農業遺産認定地)を訪問し、地域の方々から、様々な取り組みや、現状の課題などについて、体験を交えながらお話を伺いました。
訪問先:白米千枚田、舳倉屋、輪島市有害鳥獣処理施設、里山まるごとホテル、鹿渡島定置、ほか
この活動について、以下のページにもレポートが掲載されています。
イタリアで、世界農業遺産を認定している機関である、国連食糧農業機関(FAO)の本部を訪問し、能登についての紹介や、学生が考案した能登地域の活性化策などについて、FAO職員に向けて英語でプレゼンテーションを行い、意見交換をしました。
その他、関連する国際機関の国連世界食糧計画(WFP)、国際農業開発基金(IFAD)の本部を訪問して職員より講義を受けたほか、イタリアにあるオリーブオイルで有名な世界農業遺産認定地(アッシジとスポレート間の丘陵地帯)を訪問し、地域の方々から様々な取り組みについて学びました。
この活動について、以下のページにもレポートが掲載されています。
能登視察研修でお世話になった方々をはじめとする能登地域の住民の方々や、大学教職員、学生、その他一般参加者などに向けて、これまでの学習成果や、それをもとに考えた能登地域の活性化についての提案を発表しました。(国連大学による講義(7月1日(土曜日))で構成したグループごとに提案を発表)
発表後、様々な立場の人が入り混じるグループごとに、世界農業遺産を活用した地域活性化策などについて、参加者で意見交換を行いました。