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「家事と仕事の両立が難しい」「家族との時間をもっと増やしたい!」「子どもの預け先に悩む」といったときに家事や育児を「家事代行」や「ベビーシッター」事業者にアウトソーシングするという選択肢があることをご存知ですか?
家事アウトソーシングとは、掃除や洗濯、料理などの日常的な家事を外部委託することをいい、家事代行事業者やベビーシッター事業者などに依頼して、日常的な家事や育児を代行してもらうことを指します。
「家事代行サービス」とは、事業者が自宅に訪問し、依頼人の希望や生活スタイルに合わせて、掃除や洗濯、料理などの日常的な家事を代行するサービスです。
・食器洗い、片付け
・水回り(キッチン、風呂、トイレ、洗面所)の掃除
・窓ふき
・料理の作り置き
・洗濯、アイロンがけ
など、一般的な家事の内容がサービスの範囲内になります。
なお、家事代行サービスは、基本的にその家にある洗剤や道具を使って作業するため、ハウスクリーニングのような、専門的な技術をもったスタッフがエアコンや換気扇(内部)など限られたものを専用機材や洗剤を用いて清掃するサービスとは異なります。
ベビーシッターは、保護者がさまざまな事情で子どもを保育できない際に、保護者の代わりになって子どもを預かり、お世話するサービスです。
・遊び
・身の回りの世話
・送迎
・病児保育
などのサービスがあげられます。
生活時間の国際比較(下記参照)から分かるように、日本では無償労働時間(対価をもらわずに働いている時間)いわゆる家事・育児などの時間の男女差が大きく、女性に負担が偏っていることが問題になっています。
そして、日本の男性の有償労働時間(対価をもらい働いている時間)いわゆる仕事の時間は他国と比較して長いことから、男性自身が家事や育児に参加したいと思っていても、その実現が難しいという現状があるのです。
( 出典:内閣府「女性活躍・男女共同参画における現状と課題」)
石川県は共働き世帯が全国平均より多いです。
〈参考:令和2年国勢調査(総務省統計局)〉
・夫婦世帯における共働き割合63.5%(全国56.2%)
一方で、子どもがいる共働き家庭の家事関連時間は、夫36分、妻250分と妻が約7倍となっています。
〈令和3年社会生活基本調査(総務省統計局)〉
・共働き家庭の1日あたりの家事関連時間
→夫36分(全国53分、全国最下位)妻250分(全国258分、全国25位)
そこで、石川県では、男性も女性も共に家庭でも職場でも活躍できるように、企業における家庭と仕事の両立など働きやすい職場環境づくりや夫婦・家族間での家事シェアを促進する取組に加え、家事代行サービスなどといった「家事のアウトソーシング(外部化)」の活用により、家事等の負担軽減を促進していきます。
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