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加賀海浜産業道路は、ものづくり企業が集積する加賀地域と金沢港を結ぶ海側の南北幹線として「ダブルラダー輝きの美知(みち)」構想に位置付けられた極めて重要な道路です。
このうち、海側幹線および横江交差点から小川交差点までの区間は4車線整備が完了していますが、これより南側は2車線区間となっており、朝夕の通勤時間帯で慢性的な交通渋滞が発生しています。
このため、平成30年度から白山市小川町~川北町橘間6kmの道路整備事業に着手し、まずは、小川町~松本町間1.8km の4車線化工事を優先的に進めることとしています。令和2年11月に起工式を執り行い、令和4年度は4車線化区間の工事を促進します。
松本町~橘間4.2kmの区間については、2車線幅員の都市計画道路としてルートが決定しています。
このうちの一部区間において、令和3年度から測量および設計に着手しており、令和4年度も設計業務を促進します。
※一部区間は片側歩道(海側)のみの整備です。
周辺の道路整備状況
起工式(令和2年11月21日)
朝夕の渋滞状況(松本交差点周辺)
4車線化区間の工事状況(小松側から金沢方面を臨む)
2車線バイパス区間の整備予定(金沢側から小松方面を臨む)
一般県道松本木津線は、主要地方道金沢美川小松線の松本交差点から国道8 号を経て、主要地方道松任宇ノ気線の木津交差点に至る東西連絡道路であり、地域の主要な生活道路となっています。
このうち人家が連担する笠間町では、道路幅員が狭く、通学路であるにも関わらず歩道が整備されていないため、歩行者の安全が十分に確保されていない状況となっていました。
このため、平成29年度から道路拡幅および歩道を新設する事業に着手しました。
笠間町交差点から海側の区間を1期区間として優先的に整備を進め、令和3年11月に1期区間の工事を完成させました。
令和4年度は、笠間町交差点から山側の2期区間の整備を進めることとしています。
整備位置図
整備後状況(1期区間)
一般国道157号は、白山ろく地域を南北に貫き、地域の生活道路や観光周遊道路として重要な幹線道路です。石川土木では、走行時の快適性向上や降雪期の路肩幅員確保のため、国道157号の道路幅員を拡幅する事業を行っています。
これまでに福岡地区、木滑地区で整備を完了させ、現在は吉野地区で拡幅整備を行っています。
整備前状況
整備後状況(路肩拡幅)
主要地方道小松鳥越鶴来線は、手取川左岸を縦貫する幹線道路であり、手取川右岸を走る国道157号と同様に、地域の主要な生活道路となっています。
このうち、白山市上野町の人家連担部では2車線の道路幅員が確保されておらず、歩道もないことから、車両や歩行者の通行に危険な状況となっていました。
このため、石川土木では、既存の道路を拡幅する事業に着手しました。
地元の方々のご協力をいただきながら工事を進めた結果、令和3年11月に片側歩道を含む2車線道路を完成させることができました。
整備前状況
整備後状況
加賀産業開発道路は、加賀地域を縦断し、県土の太い背骨を形成する極めて重要な幹線道路であり、住民の生活を支えるとともに、地域の産業や経済の発展に大きく寄与しています。
石川土木管内では、交差点の右折レーンの延長が交通量に対して不足していたため、朝夕の通勤時間帯には右折車両が直進車線まで延びることによる渋滞が発生していました。
このため、交差点における渋滞解消を目的として、右折レーン延伸や左折レーン新設を行うこととしました。
これまでに、新庄2丁目・安養寺北・藤木交差点の改良が完了しており、令和3年11月には、漆島南交差点の右折レーン延伸工事を完成させました。
引き続き、交差する鶴来水島美川線の線形改良を行っております。
整備交差点位置図
整備前状況(漆島南交差点、金沢側から小松方面を臨む)
整備後状況(右折レーンの延伸、路肩幅の拡幅)
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