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本大学は、県内の看護教育・研究・研修の拠点、看護情報の発信基地となるように、最新の機能を備えたインテリジェントキャンパスとして計画されました。また、地域社会に開かれたキャンパスとして、グラウンドや体育館を地域へ開放するだけでなく、公開講座・講習会などへの施設の利用を想定した計画配置としました。
人と人との出合の場となるプラザを設け、大学の各施設をプラザを中心に配置し、コミュニケーションの中心の場としました。プラザは地域の自然条件を考慮し、三方を建物に囲まれた南側に開放されたスペースとし、西風・北風を遮るように計画されています。
四層吹き抜けのセンターホール、光あふれたガラスホール、ライトコートを設け、学生を始め利用者が長く留まっていたいと感じる空間造りに心がけています。また、緑の丘の上に建つキャンパスをイメージし、緑化・修景に務め、特に白衣の天使を育むキャンパスとして、白い花を中心とした植栽計画としました。そのシンボルとして、プラザの床に白い花が浮かび上がるようにデザインしました。
バリアフリーにも十分配慮してあり、また、能登ヒバや能登産珪藻土を内装材に用い、九谷焼や輪島塗をサイン等アクセントに使用し、石川らしさを演出しました。
所在地 | かほく市中沼地内 | |
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開学 | 平成12年4月 | |
管理棟 | 鉄筋コンクリート造3階建て | 1,693.44平方メートル |
図書館 | 鉄筋コンクリート造2階 地下1階建て | 1,881.37平方メートル |
講堂 | 鉄筋コンクリート造2階建て一部鉄骨造 | 906.22平方メートル |
教育研究棟 | 鉄筋コンクリート造一部鉄骨鉄筋コンクリート造4階建て | 8,780.07平方メートル |
体育館 | 鉄筋コンクリート造平屋建て一部鉄骨造 | 1,078.36平方メートル |
厚生棟 | 鉄筋コンクリート造2階建て | 1,347.90平方メートル |
その他 | 駐輪場、プロパン庫、ゴミ置き場 | |
床面積計 | 15,785平方メートル |
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