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大日川ダムは、かんがい、発電、治水を目的としたダムです。ここではダムの役割を紹介します。
潅漑(かんがい)とは、田んぼや畑を耕作するのに必要な水を水路から引き、土地をうるおすことをいいます。大日川ダムは、手取扇状地と加賀三湖周辺の農地、約1万haの潅漑用水を補給しています。
大日川ダムは潅漑用水を放流するとき、その落差を利用して水力発電が行われています。水力発電所はダムの下流に3ヶ所あり、北陸電力が運営しています。水力発電所では、最大24,200kw、約8,000世帯で使う分の電気を作ることができます。
治水とは、みずをおさめると書くことから、洪水などを防ぐという意味です。大日川ダムは、手取川の洪水から農地を守るために、降ってきた雨を一時的にダムに貯めて、下流の河川のはんらんを防いでいます。
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