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手取川は霊峰白山を源に、途中で尾添川、瀬波川、大日川、直海谷川を合流し、日本海へ注ぐ、長さ72kmの石川県最大の河川です。手取川は日本有数の急流河川で、洪水に悩まされ続けていました。こうした洪水との戦いの中で生まれた霞堤、村囲堤といった技術が今でも残っています。
日本海上空から見る手取川
手取川と言う名前の由来にはいくつかあり、源平のむかし倶利伽羅の合戦を終えた木曾義仲の軍が急流を渡るために手を取り合って渡ったからとか、氾濫のたびに渡るのに手間どったからだとか言われています。
手取川ダムは洪水調節と都市用水(水道、工業)と水力発電を目的に建設されたロックフィルダムで、昭和55年に完成しました。手取川は昭和9年の大水害により、死者97名、行方不明者15名、負傷者35名、農地被害2808町歩、家屋の流出倒壊237戸、床上浸水586戸の被害を出し、これを契機に建設省(現在は国土交通省)により手取川ダムの建設が行われました。手取川は手取川ダムと大日川ダムの2つのダムにより洪水調節され、両ダムの完成以後、被害は激減しました。
手取川ダムの諸元 | ||
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形式 |
ロックフィルダム |
|
堤高 |
153m |
|
堤長 |
420m |
|
堤体積 |
10,050,000立方メートル |
|
総貯水量 |
231,000,000立方メートル |
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