県議会の議案説明要旨 - 平成22年9月6日 - 石川県・江蘇省友好交流合意書締結15周年記念訪中事業について

◎ 石川県・江蘇省友好交流合意書締結15周年記念訪中事業について

本日、ここに、平成二十二年第四回県議会定例会が開かれるにあたり、最近の県政の状況と提案いたしました一般会計補正予算並びにその他の諸議案につきまして、その大要をご説明申し上げます。
はじめに、先般、本県と中国江蘇省との友好交流に関する合意書締結十五周年を記念し、県議会をはじめ、経済・観光団体や石川県日中友好協会の皆様方とともに、中国を訪問いたしました。
江蘇省との間では、これまでの経済、観光、環境、文化・芸術、青少年に関する交流に、新たに学術交流を加え、更なる交流強化に向けた合意書を締結したところであります。そのうち、経済交流の分野では、江蘇省進出企業に加え、同省の職員にも参加いただき、新たに「ビジネス交流会議」を創設し、同省における県内企業の活動を積極的に支援することとしたほか、青少年交流の分野では、本県が実施している「日本語・日本文化研修プログラム」に新たに南京農業大学が参加すること、また、学術交流の分野では、県立大学が南京工業大学とバイオテクノロジー分野の研究で交流を進めることなど、各分野における具体の交流強化についても、合意に至ったところであります。
また、金沢・上海航路の利用促進を図るため、上海市において、県内企業の現地法人や関連企業などの荷主を対象に、金沢港利用促進セミナーを開催するとともに、本年七月の訪日個人観光ビザ発給要件の大幅な緩和を契機に、本県への誘客促進を図るため、上海市や無錫市において、現地の旅行会社などを対象とした観光プレゼンテーションを実施し、本県の魅力を積極的にアピールしてきたところであります。今後とも、経済成長著しい中国との人やものの更なる交流拡大に努めてまいりたいと考えております。

以上

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