ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 県議会の議案説明要旨 - 平成20年9月11日 - > 県議会の議案説明要旨 - 平成20年9月11日 - 2 「個性を活かした文化と学術の地域づくり」について
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第二は、「個性を活かした文化と学術の地域づくり」についてであります。
県立美術館につきましては、明るく開放的な雰囲気とバリアフリーを徹底した美術館として、今月二十日にリニューアルオープンいたします。
オープン記念の特別展として、国宝「玉虫厨子」など法隆寺の秘宝を一堂に展示する「法隆寺の名宝と聖徳太子の文化財展」を日本海側で初めて開催すると同時に、前田育徳会尊經閣文庫の分館を設置し、紀貫之の直筆本を藤原定家が書き写した国宝の土佐日記を特別公開いたします。
この機会に、多くの県民の方々にご鑑賞いただくと同時に、新しい装いを凝らした県立美術館を是非ご覧いただきたいと存じます。
また、リニューアルオープンに伴い、毎月第一月曜日を「美術館無料の日」とし、常設展を無料化するとともに、本多の森公園内にある広坂休憩館を「県立美術館広坂別館」として位置づけ、県立美術館と一体となった施設運営を行っていくこととしております。
本多の森公園につきましては、今年度から兼六園周辺文化の森の回遊性や景観の向上を図るため再整備を進めておりますが、今回、市街地中心部からの回遊性を高めるため、回廊として屋外昇降施設を整備することとし、来年度中の供用開始を目指し、実施設計に着手することといたしました。この完成により、兼六園周辺文化の森の回遊性が一段と向上し、平成二十二年春の完成・供用を予定している河北門やいもり堀の水堀化、更には旧県庁舎本館南ブロックと相俟って、新たな賑わいの創出が図られるものと考えております。
県内外から八万三千人余の方々の参加を得て、この春に開催した「ラ・フォル・ジュルネ金沢「熱狂の日」音楽祭」につきましては、音楽文化の県内外への発信や賑わいの創出を図るため、来年度も引き続き、開催することといたしました。今後、音楽関係者や経済界の皆様方等からなる実行委員会を中心に、開催に向けた諸準備を進めていくこととしており、県としても積極的に支援してまいります。
以上
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