県議会の議案説明要旨 - 平成20年2月25日 - 地方税の税収偏在の是正について

◎  地方税の税収偏在の是正について

地方税の税収偏在の是正につきましては、暫定的な措置として、法人事業税の一部を再配分する方式がとられることとなりましたが、一方、税源の偏在性が小さく、税収が安定的な地方税体系を構築していくとの方向性が示されたところであります。このことについては高く評価するものであり、引き続き、地方消費税を含む税体系の抜本的改革に取り組み、地方分権時代に相応しい税制を早期に確立することを求めてまいる所存であります。

時代の変化は激しく、地方分権が実行の段階を迎えている中、我々に課せられる課題は一層複雑化・多様化し、その責任は重みを増してまいります。今後とも高い志を持ち、新長期構想に掲げた目指すべき将来像に向けた道筋を示し、県民の皆様方とともに、その実現に向け、県政の舵取りに全力を傾注してまいる所存でありますので、議員各位の一層のご指導とご協力をお願いいたします。

以上をもちまして、私の説明を終わりますが、なにとぞ慎重ご審議のうえ、適切なるご決議あらんことをお願いいたします。

 

以上

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