ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 県議会の議案説明要旨 - 平成17年9月13日 - > 県議会の議案説明要旨 - 平成17年9月13日 - 4 豊かで活力ある地域づくりについて
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第四は、豊かで活力ある地域づくりについてであります。
金沢城の復元整備については、本年三月の「金沢城復元基本方針検討委員会」の報告をもとに、現在、県としての整備方針を取りまとめるとともに、今後の整備計画の検討を進めているところであります。その中で、「比較的条件が整っており、具体的に検討が可能」と報告されたものについて、事業化に必要な基礎調査を実施することとしております。とりわけ、金沢城三御門のうち、河北門、橋爪門の復元については、現存する絵図面等の資料を調査し、これをもとに復元に必要な基本図を作成することとしております。また、いもり堀について、基礎調査に併せ、専門家のアドバイスもいただきながら、段階整備に向けた検討を更に進めることとしております。
中央公園については、公園の利便性の向上を図るため、再整備の調査設計を進めてまいりましたが、今般、エントランスの追加・拡張、照明灯の増設、樹木の整理等に着手することといたしました。
県庁移転跡地については、周辺環境が刻々と変化している中で、都心地区として回遊性の向上を図るとともに、適切な交通体系やインフラ整備の必要性の検討に資する基礎資料を得るため、周辺の自動車交通量、駐車場の利用状況、歩行者の通行量や回遊性についての実態調査を行うこととしております。
旧県庁東庁舎等跡地及びいもり堀跡地については、兼六園や金沢城公園を望む憩いと安らぎの緑地空間として、暫定整備を行ってまいりましたが、今週末には整備を終え、県民の皆様方に活用していただくこととしております。また、旧県庁舎本館南ブロックについては、歴史的建造物としての保存活用を図るため、去る七月に、国の登録有形文化財への登録申請を行ったところであり、今年度中の登録を目指すこととしております。併せて、利活用策についても、出来るだけ早期に、具体的な機能やその配置を取りまとめるべく鋭意検討を進めているところであります。
兼六園周辺の文化施設については、「兼六園周辺文化施設活性化検討委員会」の意見も踏まえ、早期に実施可能なものとして、企画展広報の充実、小中学校への出前講座、県・市連携しての広報などに取り組んでいきたいと考えております。
過疎化や少子高齢化の進行が著しい能登地域の活性化を図るため、民間から先導的な地域づくり構想の募集を行ったところでありますが、今般、能登の自然や食文化など豊かな地域資源を活用したソフト事業の構想案四件を選定いたしました。今後は、産学官が連携して構想案の実現に向けて支援することとしております。
以上
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