ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 県議会の議案説明要旨 - 平成15年6月16日 - > 県議会の議案説明要旨 - 平成15年6月16日 - 平成14年度決算
ここから本文です。
最後に、平成十四年度の決算につきましては、先般「財政のあらまし」の中で公表いたしましたが、実質九億円台前半の黒字で、平成十五年度に引き継ぐことができる見込みであります。また、財政調整基金など三基金につきましては、減債基金について予定していた取り崩しを減額することができたことから、十四年度末で約九百四十八億円の残高となっております。本県の財政状況は、現時点では、全国に比し、総じて健全と考えておりますが、県税収入がかつてないほど落ち込む一方、国の景気対策に呼応し積極的な公共投資を行ってきたことなどにより、十四年度末で県債残高が一兆円を超えるなど、今後の財政運営はますます厳しくなるものと予想されます。このため、現在、全力を挙げて取り組んでいる行財政改革をさらに徹底し、地方分権時代に相応しい柔軟で機動的な行財政システムの構築を進めてまいりたいと考えております。
議員各位の一層のご指導とご協力をお願いいたします。
以上をもちまして、私の説明を終わりますが、なにとぞ慎重ご審議のうえ、適切なるご決議あらんことをお願いいたします。
以上
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
同じ分類から探す