ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 県議会の議案説明要旨 - 平成15年6月16日 - > 県議会の議案説明要旨 - 平成15年6月16日 - 1 能登空港について
ここから本文です。
本日、ここに、平成十五年第三回県議会定例会が開かれるにあたり、最近の県政の状況と提案いたしました諸議案につきまして、その大要をご説明申し上げます。
はじめに、能登空港についてであります。二十一世紀における本県の発展を支える重要なインフラであり、地域の皆様方にとって長年にわたる悲願でもありました能登空港は、この四月に空港ターミナルビルも完成し、七月七日、七夕の日の開港を待つばかりとなっております。美しい自然と豊かな観光資源に恵まれた能登の地に新しく開港する能登空港は、本県にとりまして、大都市圏との交流拡大、新たな広域観光の展開、県土の均衡ある発展など多方面にわたり大きな役割を果たすものであり、まもなく、多くの人々の夢と希望を乗せて新世紀の大空に大きく羽ばたこうとしているところであります。これまでの県議会並びに関係者の皆様方の積極的なご支援とご協力に改めて感謝を申し上げますとともに、皆様方と慶びを分かち合いたいと考えております。
懸案でありました羽田便の複数便化につきましても、関係者の方々の熱意と努力により、開港時から一日二便を達成することができました。これからは、首都圏の方々に対し、豊かな自然や食材、温泉の魅力など、能登ならではの資源をアピールし、多くの方々にご来県いただくことがなによりも必要なことであります。そのため、去る三日には、私も能登地域の市町村や観光関係の方々とともに東京での街頭キャンペーンを行ってまいりました。今後とも、首都圏でのテレビ番組や地下鉄広告による集中的な宣伝活動を行い、能登、そして本県にとっての新しい交流時代の幕開けにつながるよう努めてまいる所存であります。
また、空港ターミナルビル内での奥能登行政センターの設置や隣接地への日本航空学園の誘致により、能登空港は行政や交通、更には人と人との交流という面でも能登地域の拠点機能を担うものであり、地域の皆様方の積極的な活用を期待しているところであります。
能登空港の開港を記念して、先月二十四日から今月八日にかけて「スカイ・レジャー・ジャパン」、「ラジコンへリコプター世界選手権」という空を舞台とする二つの大きな大会が行われました。延べ十二万人を超える方々にご来場いただき、改めて地元の皆様方の思いが一つになってできた空港であると実感したところであります。
さらに、空港開港に併せ誘致いたしました障害スカウトキャンプ大会「第九回日本アグーナリー」や「全国グリーン・ツーリズム研究大会in能登」につきましても、現在、大会の成功に向け、鋭意準備を進めているところであります。
以上
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
同じ分類から探す