ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 県議会の議案説明要旨 - 平成13年9月19日 > 県議会の議案説明要旨 - 平成13年9月19日 - 県政の重要課題について
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さて、本年度当初予算は、二十一世紀最初の予算として、景気対策、財政健全化とともに、新世紀の基盤づくりに意を用いて編成し、今日までその執行に全力を傾けているところでありますが、現在、日本全体が大きな変革期にある中、時代の変化の潮流は激しく、県民の安全・安心の確保、雇用に係るセーフティネットの構築、環境にやさしい循環型社会への移行、少子・高齢化社会への対応、子どもたちの健全育成、IT社会への対応など、今後とも取り組むべき課題が山積しているところであります。
また、地方分権推進法が施行されて一年余が経過した今、国の過度の関与から脱却し、自らの創意と工夫により、歩むべき道筋を地方が率先して示し、果断に実行していくことが必要であることから、今こそ、全力で取り組むべきは「地方分権型社会の創造」であり、県政の重要課題の一つとして挙げられるものと考えております。
これらの課題に対し、我々は先人から受け継いだ豊かな自然と伝統、風格ある歴史と重厚な文化、更には勤勉で質の高い人材と特色ある中小企業の集積など、本県の誇るべき優位性と独自性を十分に活かし、自らの決定と責任により、石川らしい個性ある施策を展開していく必要があるものと考えております。これらを着実に推進することにより、県民の方々が心豊かに暮らすことが可能な、夢と希望に満ち溢れた社会を創り上げていくことができるものと確信しております。
以上のことを常に念頭に、これまで県政の運営にあたってきたところであり、今般の補正予算についても、このような考え方を基本として、現時点で対応すべき諸施策を盛り込み編成をいたしたところであります。以下、その概要につきまして、ご説明申し上げます。
以上
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