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火山噴火予知連絡会では、概ね過去1万年以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動のある火山を活火山と定義しました。
全国111の活火山のうち、50の活火山が「火山防災のために監視・観測体制の充実等の必要がある火山」に選定されており、白山もその1つとして、24時間体制で観測・監視が行われています。
現在、山頂部では噴気活動は確認されていませんが、有史以降、10回程度の噴火記録があり、1659年の噴火を最後に静穏な状況が続いています。
登山を行う際には、あらかじめ、現在の火山活動の状況や現在の噴火警戒レベル、万が一に備え書く噴火警戒レベルごとの警戒範囲を把握して下さい。
噴火警戒レベルとは、登山者住民等がとるべき行動を5段階のキーワードで設定したものです。
日別の地震回数などを掲載しています。
白山の想定火口領域や、大きな噴石・火砕流・融雪型火山泥流の影響が及ぶおそれのある範囲を地図上に特定したものです。
※このマップは、白山の噴火実績等を参考に、想定した影響範囲を示したものです。一回の噴火で全ての方向に火砕流や融雪型火山泥流が流下するわけではありません。
石川県・岐阜県では、白山を訪れる登山者や観光客に火山防災マップを配布し、火山防災に対する理解促進に取り組んでいます。
火山防災マップでは、白山の歴史や魅力を伝えるとともに、白山周辺の地図情報や噴火警戒時の規制箇所、登山する際の留意事項などを紹介しています。
白山は現在も活動を続ける活火山です。優しく女性的な山ともいわれ親しまれる一方、火山としての危険な表情を持っていることを常に忘れてはいけません。事前に登山ルートや天気、危険箇所、山小屋の位置などを確認し、安全な登山を行いましょう。
噴火活動史など、これまでの火山活動の状況を掲載しています。
登山届を提出するためにあらかじめ登山の計画を作成することで無理な登山を防止することや、万が一遭難した際に登山者の安否確認や捜索救助活動を迅速化することができます。
白山では、火口から4km以内を登山する場合、登山届の提出が義務付けられております。
石川県側の登山届ポストなどの情報についてはこちらをご覧下さい。
岐阜県側の登山届ポストなどの情報についてはこちらをご覧下さい。
パソコンやスマートフォンから選択式で簡単に登山届を提出することができます。スマートフォンのGPS機能をONにすれば、家族等の緊急連絡者と登山者の位置情報を共有することもできます。
オンラインで登山計画書を作成し、提出することができるほか、作成した登山計画書を設定した連絡先に送付することも可能です。また、下山時間を大幅に過ぎても下山通知がない場合には、設定した連絡先(家族等)にメールが送信されます。
株式会社ヤマップと石川県、石川県警は、令和5年3月27日に山岳遭難者の早期救助と二次遭難の防止のため、「登山届連携/遭難ZERO協定」を結びました。登山地図アプリ「YAMAP」で登山計画を提出した場合、県に登山届を提出したこととみなされます。
※あくまで火山への登山のために必要な最低限の準備です。また、白山は標高2,702mの高山で自然条件も厳しいため、天候や気温が急変しても安全に下山できるように衣服や装備を準備しておくことも大切です。
白山火山防災協議会は、活動火山対策特別措置法(昭和48年法律第61号)第4条第1項の規定に基づき、白山において想定される火山現象の状況に応じた警戒避難体制の整備を行うため、石川県、岐阜県、白山市及び白川村が共同で設置しています。
白山火山防災協議会の情報についてはこちらをご覧下さい。
火山活動の状況以外に山小屋や道路の情報、気象情報も事前に確認して下さい。
山小屋・登山道の状況を見ることができます。
天気情報、登山施設案内を見ることができます。
石川県側の道路の規制情報を見ることができます。
岐阜県側の道路の規制情報を見ることができます。
石川県の天気予報を見ることができます。
岐阜県の天気予報を見ることができます。
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