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平成27年6月に策定した白山火山防災計画については、令和4年3月29日に開催した第11回白山火山防災協議会において、計画の修正が承認されました。
過去2千年の噴火は10回程度。1659年の噴火を最後に静穏な状態が続く。
過去1万年間の噴火の中で、水蒸気噴火、マグマ噴火が発生。
(噴火場所はいずれも山頂火口部)
(以下の体制で気象庁の「火山監視・情報センター」が24時間監視)
機関 |
設置数・箇所 |
---|---|
気象庁 |
地震計3 (弥陀ヶ原、中飯場、大倉山東) 空震計1 (中飯場) 監視カメラ1 (白峰砂防テラス) |
防災科学技術研究所 | 地震計3 (尾口、白川、荘川) |
京都大学防災研究所 | 地震計1 (大白川) |
レベル |
とるべき防災対応 |
警戒が必要な範囲 |
(参考)想定される火山活動 |
---|---|---|---|
1 |
活火山であることに留意 |
火口内等 | 火山性地震などが少なく、静穏な状態 |
2 |
火口周辺規制 |
想定火口域から約概ねkm | 大きな噴石飛散、火砕流到達の可能性 |
3 |
入山規制 |
想定火口域から概ね4km | 大きな噴石飛散、火砕流到達の可能性 |
3 |
入山規制 |
想定火口域から概ね8km | 火砕流、溶岩流到達の可能性 |
4 |
高齢者等避難 |
想定火口域から概ね13kmの谷筋 (一部流域では概ね19kmの河川内) |
融雪型火山泥流到達の可能性 |
5 |
避難 |
融雪型火山泥流の到達又は切迫 |
白山の火山活動の状況に応じ、関係機関が連携し、施設の閉鎖、登山道・道路の規制、退避・注意喚起、避難指示といった防災対応を実施。
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