いしかわ里山創成ファンドとは

 「いしかわ里山創成ファンド」の創設

　県は、地元金融機関と 連携し、里山里海の資源を活用した生業（なりわい）の創出をはじめとする、里山を元気にする民間の取組を支援する

ため、「いしかわ里山創成ファンド」を平成２３年５月３１日創設しました 。

　基金総額は５３億円で、５年間の運用を行います。年間の運用益は、約４，５００万円（平成２３年度は約３，６００万円）を見込んでいます。

　この運用益に、企業などからの寄付金を加え、「いしかわ里山づくり推進協議会」が事業を実施します。 

　「いしかわ里山創成ファンド」出資金融機関

• 株式会社北國銀行
• 金沢信用金庫
• のと共栄信用金庫
• 北陸信用金庫
• 鶴来信用金庫
• 興能信用金庫
• 石川県信用農業協同組合連合会  

 「いしかわ里山づくり推進協議会」

 　「いしかわ里山づくり推進協議会」は、「いしかわ里山創成ファンド」の運用益等を活用して各種の事業を実施します。

　「いしかわ里山づくり推進協議会」の概要

• 構成　　　 県、出資金融機関、関係団体、専門委員（※）
• 会長　　 　石川県知事　谷本正憲
• 副会長　　　 株式会社北國銀行代表取締役頭取　安宅建樹
• 事務局　　　 石川県環境部里山創成室内

　※　全国各地で先進的な取組を行う実践者等を専門委員として委嘱

いしかわ里山創成ファンド事業基本方針

　　里山里海に人の手を戻し活用することで新たな魅力を創造し、その魅力がさらに人を呼び戻すという良い循環を形成する新しい里山づくりを進めるために、いしかわ里山創成ファンドでは、以下の取組を推進します。

• 里山里海における新たな価値の創造
• 多様な主体の参画による新しい里山づくり
• 森・里・川・海の連環に配慮した生態系の保全
• 生物多様性の恵みに関する理解の浸透

 「いしかわ里山創成ファンド」の事業

　　１　里山里海の資源を活用した生業（なりわい）の創出

　　２　里山里海地域の振興

             （１）里山里海地域を元気にするイベント支援

　　　　　（２）里山の資源循環モデルの構築による地域おこし

　　　　　（３）里山景観の創造

　　３　多様な主体の参画による里山保全活動の推進

　　４　里山里海の恵みの大切さについての普及啓発

　※　１、２（１）、２（２）、２（３）については、公募事業です。