ホーム > 連絡先一覧 > 農林水産部生産振興課 > 台風第7号の接近に伴う農作物等の被害防止対策について
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台風第7号は、15日(火曜日)夜遅くから16日(水曜日)朝にかけて本県に最接近する見込みです。
台風の進路によっては、警報級の大雨、強風や高温による農作物等への被害が懸念されるため、今後の台風情報に注意しながら、事前に被害防止対策を講じてください。
なお、事故防止の観点から、風雨が強い時間帯での作業やほ場の見回り等については避けて下さい。
1 出穂期から登熟初中期の水稲は、強風や高温(フェーン)による水分不足によって、不稔や登熟不良な
どの被害を受ける最も危険な時期となるため、台風が接近する前にほ場に入水する。
2 倒伏した稲は、穂発芽等による品質低下を防ぐため、排水対策に努める。
1 強風やフェーンが予想される場合は、作物体の消耗を軽減し、落花や落莢を防止するため、うね間かん
水を実施する。
2 浸冠水の影響が大きい時期であるため、降雨が予想される場合は、排水溝を点検・整備し、連結させて
おく。
収穫期に入っている品目は、熟度を確認し、収穫可能なものは早急に収穫、出荷する。
1 施設野菜・花き(トマト、きゅうり、軟弱野菜、ストック、はぼたん等)
ア 大雨に備え、再度、ハウス周囲の排水溝を点検・整備し、施設内の浸水に備える。
イ 事前に十分なかん水を行っておくとともに、高温時は頭上から噴霧散水して作物体温やハウス内の温
度を下げる。
ウ 施設内に風が吹き込まないように、事前にサイドのビニールを張り、破損箇所は速やかに補修し、ビ
ニールのバタつきを防ぐためにハウスバンドを締め直すなど点検・整備する。
2 露地野菜・花き(だいこん、かんしょ、ねぎ、ブロッコリー、かぼちゃ、きく、はぼたん等)
ア ほ場の排水溝を点検し、大雨時の冠水に備える。
イ なすや豆類などの棚仕立ての品目では強風に備え、筋かいや直管で棚を相互に連結し、また周囲の杭
等と棚を固定し、棚全体を固定・補強する。
ウ 砂丘地のだいこん、にんじん、かんしょ等では、飛砂防止のために防風ネットの設置や寒冷紗のべた
がけをする。
エ ねぎはパイプ支柱を1.8m間隔に立て、2本のハウスバンドで挟み込むように連結結束して、横ゆ
れを防止し、葉の損傷や倒伏を抑制する。
1 収穫期に入っているもも、なし、ぶどう等では、熟度を確認し、収穫可能なものは早急に収穫、出荷
する。
2 大雨を伴う場合は、排水溝を設置するなど園内の排水対策を行う。
3 防風施設は支柱を点検し、ネットの破れ等は補修し、架線にしっかり固定する。
4 棚栽培での果実の落果のほとんどが、風圧による棚の上下動が原因であるため、必要に応じて支柱・
アンカー等で棚面を補強し、揺れを抑える。
5 ぶどうの収穫が終了した園は、速やかにビニールをはずす。また、防鳥網、防風ネットは風で飛ばさ
れないようしっかり固定する。
1 畜舎内に風が吹き込まないように、窓、戸等に破損箇所がある場合は速やかに補修する。
2 暴風時は風向きを考慮し畜舎の開口部を最小にして、換気扇を稼働させて換気を行う。
3 停電によって搾乳作業やバルククーラーが止まることが予想されるので、緊急時の発電機の確保を検
討しておく。
農作物等の被害防止対策については、以下にご相談ください。
担当部局 | 電話番号 |
農林総合研究センター 農業試験場中央普及支援センター |
076-257-9150 |
南加賀農林総合事務所農業振興部 | 0761-23-1703 |
石川農林総合事務所農業振興部 | 076-276-0371 |
県央農林総合事務所農業振興部 | 076-239-1751 |
中能登農林総合事務所農業振興部 | 0767-52-5522 |
奥能登農林総合事務所農業振興部 | 0768-26-2323 |
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