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砂丘地農業研究センターでは砂丘地野菜・果樹の高品質安定生産技術の確立のため、
などに取り組んでいます。
ルビーロマンの栽培では、着色期である夏期が高温となった場合には、着色不良の果房が多発してしまいます。
このため、高温下でも着色を向上させる栽培技術の開発に取り組んでいます。
着色良好果房
着色不良果房
シャインマスカットでは、実需者が求める大きくて鮮やかな緑色の果房を生産するため、
開花始期の強摘芯による果粒肥大促進や成熟期の果皮の黄化を防ぐ果実袋の検討等に取り組んでいます。
秋冬ダイコンでは、収穫後の温度管理や品種により、出荷後に内部が青く変色する生理障害「青変症」が問題となっています。
これまでの試験により、収穫後の温度の影響を明らかにするとともに、青変症の発生が少ない品種の選定に取り組んでいます。
福誉に発生した青変症
TC12-27の外観と20℃で5日間処理後の切断面
「兼六」を利用した干し芋加工に取り組む農家が近年増加しています。
このため、砂丘地での干しいも向けの栽培方法を確立するとともに、形状等が加工に適した系統の育成に取り組んでいます。
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