報告第1号  「新たな教職員人事考課制度」中間まとめについて

1  報告事項

「新たな教職員人事考課制度(中間まとめ)」が、平成16年12月28日に、教員の評価に関する調査研究会議  奥  清 委員長から山岸教育長へ、答申された。

2  答申の内容

（1）目的

教職員の能力開発・人材育成を図り、学校の教育力を高め、保護者や地域社会からの信頼に応える学校づくりを進めるために、個々の教職員の教育活動が適正に評価され、その意欲や努力が報われる体制をつくる。

（2）特徴

1 「目標管理」

校長の学校経営計画実現に向け、教職員一人ひとりが自己目標を設定し、その達成度について、評価を行う。

2 「業績評価」

職務遂行について、「能力」「意欲」「実績」の3つの評価要素で、校長・教頭等複数の評価者による5段階絶対評価を行う。

（3）評価者研修

校長・教頭等を対象に、制度の趣旨や内容、運用方法、着眼点、心構え等の研修を行い、評価能力を養成する。

3  今後の予定

1. 市町村教育委員会教育長及び公立小中学校長・県立学校長を対象とする説明会の開催
2. パブリックコメントの募集
3. 平成17年度、公立小中学校及び県立学校の約半数(約200校)で試行教員の評価に関する調査研究会議より最終答申
4. 平成18年度、本格実施