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古墳時代後期
群馬県佐波郡境町大字上武士天神山出土(一箇)
個人蔵 金沢市(九州国立博物館保管 福岡県太宰府市石坂4丁目7-2)
全高 109.0センチ
重要文化財 昭和33年3月25日指定
群馬県佐波郡境町大字上武士の天神山古墳出土と伝えられている。手甲をした腕を胸に組み、盛装した男子の埴輪。頭には鈴付きの被りものを被っており、頚には、首飾りが懸けられている。上衣は、左前に合わせられ、上下2ヶ所で紐により結ばれている。腰には、やや幅の広い帯が二重にまわり、この部分の直刀がさげられている。下衣は、ゆったりとしたズボン状の袴で、膝の部分を紐で結んでいる。
昭和60年「石川県の文化財」より
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