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石川県金沢城調査研究所は、独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所が主催する地方公共団体等の文化財担当職員を対象とする文化財担当者専門研修のうち、文化財石垣保存整備課程の実施にあたり、奈良文化財研究所と協議し、令和6年度より連携・協力しており、令和7年度からは覚書を取り交わし共催することとしている。
令和7年度は、文化財石垣保存整備(実習)課程─城郭石垣等の保存活用に関する基礎的研修の実習─について実施した。文化財石垣保存整備(講義)課程を受講したものを対象に、文化財石垣の保存整備に必要な調査法や石材観察法について、実習を通じて習得を目指す研修をおこない、各地域の中核として文化財保護活動をおこなう者を育成するとともに、本研修を受講した者が、研修内容を踏まえた研修会の講師として活動することや指導・助言等をおこなうことを目的としたものである。
・日時 令和7年6月11日(水曜日)~13日(金曜日)
・受講者 8名
研修では、石積技法、改修履歴、破損状態を把握する「石垣カルテ実習」、解体石材を観察し、自然面、製作痕、使用・転用痕、保存状態等を略測・記録化する「石材カルテ実習」に加え、「特論─石材加工の技法と痕跡─」として、1)矢穴技法による石割、2)石ノミによるハツリ加工、3)鍛冶作業について、実際の体験・実演見学を通じた実習を行った。

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