石川県タウンミーティング「はせ、参じます。」in県立音楽堂
開催日:令和5年8月25日(金曜日)11時00分~12時30分
場 所:県立音楽堂2階カフェ・コンチェルト(金沢市)
参加者:17名
テーマ:県立音楽堂、オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)公演の魅力アップ
開催の様子
参加者のご意見
当日の意見交換の中から、いくつかをご紹介します。
【魅力アップのアイデア】
- コンサートがないときでも、カフェ・コンチェルトを開放してほしい。音楽関係の雑誌類を置いたりして情報交換の場、くつろげる場となるとよい。
- 演奏のジャンルをクラシックだけでなく、アニメ作品の曲やミュージカル音楽、宝塚OGとのコラボなどにも挑戦し、音楽堂への敷居を低くすることで集客が見込めるのではないか。
- カフェ・コンチェルトを開放してお茶を飲みながらのランチタイム・ティータイムコンサート、施設の見学とミニコンサートを合わせた見学ツアーなど、魅力あるイベントを開催してはどうか。
- 先日パイプオルガンの演奏を聞いてとても感激した。パイプオルガンを使った公演を増やしてほしい。
- コンサート後に来場者とOEKが話し合える場を作るなど、OEKとの交流の機会を設けてほしい。
- 音楽堂のロビーなどに石川県の美術品を飾ってもらえると、音楽プラス目でも楽しむことができる。
- 能登演劇堂、無名塾の演劇をOEKの生の演奏で見れるとよい。
【観客数増に向けた工夫】
- より多くの人に認知してもらうため、月1度15分程度のテレビ番組を設けて公演スケジュールやOEKの紹介などをしてはどうか。
- 営業や会員増、チケットの販売などに協力する音楽堂・OEKのサポーター制度があるとよい。
- 他県のホールでは会員になると一緒に行く人が割引になるが、音楽堂でもそういった特典を作ってはどうか。
【次世代につなぐ仕組み】
- 県内各市町で、演奏家が学校や施設に出向いてコンサートをするアウトリーチ活動を行ってはどうか。
- 会員を増やすために、長い目で見て、小中高校に演奏活動をして、リピーターを育成していくことが重要ではないか。
- 子どもたちの音楽意識を育てるため、小学校の教員を目指す学生や教員が音楽に触れる機会を設けてはどうか。
- ジュニアを教えるときには必ず父兄がついて回り、活性化につながる。IMA(いしかわミュージックアカデミー)は素晴らしい企画なので、もう少し県民のジュニア向けとして充実を図ってはどうか。
- 中学から高校にかけて、吹奏楽が音楽に触れ合うきっかけになると思うが、中学校の部活動がなくなることで音楽に触れ合う機会が減らないように、地域と連携してやってほしい。
- ものづくりや農業に、音楽・楽器製造の技術を研究、活用してはどうか。
- 芸術大学を作るなど、音楽家を育成する機関を創設してはどうか。
知事のコメント
- カフェ・コンチェルトの開放は、明日からすぐやります。
- できるだけ満席にして演奏する人にもっと頑張ろうと思ってもらえるよう、企画の充実、会員の増に向けて皆さんの意見を参考にしながら考えていきたい。
- 音楽とスポーツ、茶道、華道、彫刻、演劇など他分野とのコラボはぜひやりたいと思っています。
- 金沢だけでなく県内全19市町に、OEKのメンバーに足を運んでいただき、直接楽団員と交流することで、子どもたちへ音楽に親しむ機会を提供したい。