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[1]建設省測定分
1市2町の3井でトリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、1,1,1-トリクロロエタンの測定を行ったが、全ての井戸において環境基準値以下であった(表-10)。
[2]石川県測定分
県内の87メッシュの67井でトリクロロエチレン等17項目の測定を行ったところ、寺井町の1井でフッ素が環境基準値を超過した。その他、寺井町の1井でフッ素が環境基準値の7割を超えて検出され、また小松市の1井でトリクロロエチレンが、加賀市の1井でテトラクロロエチレンが、松任市の1井で1,1,1-トリクロロエタンが検出(環境基準値以下)されたので、汚染井戸周辺地区調査を行った(表-11)。
[3]金沢市測定分
5メッシュの5井でトリクロロエチレン等26項目の測定を行ったところ、Gブロックの1井でヒ素が環境基準値の7割を超えて検出され、またBブロックの1井でテトラクロロエチレンが検出(環境基準値以下)された。
これまでの概況調査等でトリクロロエチレン等が検出されている7市8町の114井で継続調査を行ったところ、小松市の2井、七尾市の1井、羽咋市の1井、富来町の1井でトリクロロエチレンが、金沢市の8井、小松市の4井、輪島市の2井、松任市の2井でテトラクロロエチレンが、金沢市の1井でジクロロメタンが、羽咋市の1井で1,1-ジクロロエチレンが、また、小松市の1井、羽咋市の1井、富来町の1井でシス-1,2-ジクロロエチレンが環境基準値を超過したほか、60井でトリクロロエチレン等が検出(環境基準値以下)された(表-12)。
概況調査でフッ素が環境基準値を超過した、または環境基準値の7割を超えて検出された井戸の周辺11井(1市1町)でフッ素の測定を行ったところ、7井で検出(環境基準値以下)された(表-13)。
概況調査で、トリクロロエチレン等の揮発性有機塩素化合物が検出された井戸の周辺9井(2市)でトリクロロエチレン等9項目の測定を行ったところ、3井でトリクロロエチレン等が検出(環境基準値以下)された。(表-14)。
なお、松任市の周辺地区調査は、簡易水道事業者が毎年測定を行っているので、改めて調査していない。
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