ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 県議会の議案説明要旨 - 平成17年6月14日 - > 県議会の議案説明要旨 - 平成17年6月14日 - 平成16年度決算について
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最後に平成十六年度の決算についてであります。県税収入については、景気の回復基調を受け、法人関係税を中心に予想を上回る収入があったことから、四年ぶりに増収に転じましたが、県税収入の太宗を占める法人関係税は、未だピークであった平成三年度の六割程度に止まっております。さらに、平成十六年度は、実質交付税が二百二十四億円と大幅に削減され、歳出の節減など様々な努力と工夫を行いましたが、結果として、財政調整基金及び減債基金を合わせて、過去最大の一〇〇億円の取り崩しを余儀なくされました。一方で、県債については、新規発行の抑制などにより、臨時財政対策債を除く年度末残高を前年度比で六十六億円余減少させ、二年連続で県債残高の抑制を達成したところであります。しかしながら、今後の財政運営はますます厳しいものが予想されるため、現在、取り組んでいる行財政改革をさらに徹底し、持続可能で強固な財政基盤の確立に向け努力していく所存であります。
議員各位の一層のご指導とご協力をお願いいたします。
以上をもちまして、私の説明を終わりますが、なにとぞ慎重ご審議のうえ、適切なるご決議あらんことをお願いいたします。
以上
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