県議会の議案説明要旨 - 平成16年2月24日 - 8 持続的発展に向けた農林水産業の基盤づくり

◎  主な施策の概要について

8 持続的発展に向けた農林水産業の基盤づくり

第八は、「持続的発展に向けた農林水産業の基盤づくり」についてであります。

米づくりの本来あるべき姿の実現を目指した国の米政策改革が、平成十六年度より実施されます。本県では、この改革に的確に対応するため、昨年十二月に「水田農業振興基本方針」を策定いたしました。来年度は、この基本方針に基づき、北陸の良質米産地としての地位を更に向上させるため、一等米比率の向上や生産目標数量の過不足のない達成を目的とした石川の米づくり対策を進めてまいります。また、認定農業者や集落営農組織の育成、転作作物の産地づくりなどにも、積極的に取り組んでいくこととしております。

県産農畜水産物の販路拡大についてであります。本県の加賀野菜やズワイガニ、能登牛など新鮮で高級感のある食材について新たにブランド化戦略を策定したいと考えております。また、引き続き首都圏を中心にレストランフェアなどを開催するほか、食品関連企業等と連携した新商品開発や新たな市場開拓により、産地の競争力強化を進めてまいります。

また、昨年十一月に認定を受けた「河北潟干拓地農業活性化特区」において、企業の農業分野への参入や市民農園開設を促進するため、新たな助成制度を創設いたしました。

 

以上

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