ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 県議会の議案説明要旨 - 平成13年6月13日 - > 県議会の議案説明要旨 - 平成13年6月13日 - 平成12年度の決算について
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最後に、平成十二年度の決算は、先般「財政のあらまし」の中で公表いたしましたが、実質収支九億円台前半の黒字で平成十三年度に引き継ぐことができる見込みです。財政調整基金など三基金につきましても、予定していた取り崩しを減額することができたことから、十二年度末で約八百九十四億円の残高となっております。しかしながら、地方財政対策や経済対策などにより、地方債残高は、その約六割が財源措置されるものの、八千九百億円台と厳しい状況にあります。本県の財政指標は、全国に比しても「総じて健全」と考えておりますが、今後とも引き続き厳しい財政環境に晒されると予想されます。さらには、現在、国の経済財政諮問会議で地方交付税等について様々な議論がなされており、地方財政制度の改革等について言及したいわゆる「骨太の方針」の原案も先般公表されたところであります。詳細については、これからとのことでありますが、今後の同会議における検討の推移等を注視しつつ、地方分権の時代に相応しい地方財政のあり方等について、必要に応じ国に対し意見を申し上げるとともに、県財政の健全性の維持にも十分留意していく所存であります。
議員各位の一層のご指導とご協力をお願いいたします。
以上をもちまして、私の説明を終わりますが、なにとぞ慎重ご審議のうえ、適切なるご決議あらんことをお願いいたします。
以上
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