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土地改良部は農業の生産性を向上させるための生産基盤の整備を行うとともに、安全・安心で住みよい農村を創るために、環境基盤の整備、農地防災対策を行っています。具体的には、ほ場の大区画化、用排水路・農道・ため池・農業集落排水の整備、排水機場や水門の管理・保全等を実施しています。
担い手が効率的な営農を行えるように、大区画ほ場整備を進め、農地の利用集積を図るとともに、暗渠排水を施工して排水性を向上させ、水田園芸作物の導入を推進しています。
大区画ほ場(小松市)
暗渠排水による汎用化(小松市)
農振農用地(R3) |
整備計画 |
整備済 |
||||
市町名 |
面積(ha) |
面積(ha) |
30a程度 区画以上 面積(ha) |
率(%) |
内1ha程度 区画以上 面積(ha) |
率(%) |
加賀市 |
2,963 |
2,625 |
2,554 |
97.2 |
330.2 |
12.5 |
小松市 |
3,511 |
3,210 |
2,579 |
80.3 |
998.0 |
31.0 |
能美市 |
1,547 |
1,482 |
1,362 |
91.9 |
172.7 |
11.6 |
川北町 |
710 |
703 |
703 |
100.0 |
15.0 |
2.1 |
管内計 |
8,731 |
8,020 |
7,198 |
89.7 |
1,515.9 |
18.9 |
石川県農業基盤課調べ(令和5年3月末)
用排水路やポンプ場などの農業用水利施設は、設置後40年以上経過したものが多く、老朽化が進行しています。これら施設の機能診断を行い、適時・適切な補修・補強工事を実施することで、施設の長寿命化を図ります。
国営土地改良事業により造成され、県が管理を行っている大規模で公共性・公益性の高い基幹的な農業水利施設を適正に保全管理し、必要な整備を行っています。
ため池の改修・補強・廃止等の工事を実施することで、決壊等による被害の未然防止を図るとともに、ため池ハザードマップ活用による安全・安心な地域作りを支援します。また、水田やため池の持つ貯留機能の検証や既存排水機場の活用など流域治水に取り組みます。
農村は農産物の生産だけではなく、農業活動を通じて自然環境を保全する役割を果たしています。生活環境の整備を行い、働きやすく暮らしやすい農村にするとともに、地域資源を有効に活用するための整備をします。
農業集落排水処理場(加賀市) 農業集落排水処理場(小松市)
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