業務案内 南加賀の農林業―森林部（その5）

2   森林からの恵み

 森林計画

県土の約7割を占め、雨水や雪解け水を蓄えることで水資源の供給源としての機能を果たし、県民の豊かな生活を支えている森林。その水源地としての機能を将来にわたって維持していくために、森林の土地所有者が土地の売買等を行う際には、事前届出が必要です。

水資源の供給源としての森林保全に関する条例

申請書・届出書等のリンク
（石川県農林水産部森林管理課ホームページ内「水資源の供給源としての森林の保全に関する条例」へ）

 間伐材等加工流通施設整備等事業

競争力のある木材産地と地域材の安定的な供給を目的とし、県産材の利用拡大に対応するための高性能林業機械や木材加工施設等を整備する事業です。

かが森林組合那谷工場と南加賀木材協同組合は併設されており、原木市場から製材・乾燥までの一貫した県内唯一の生産加工拠点です。

かが森林組合では未利用材の有効利用を図るため、チッパー機を導入しコマツ粟津工場へ木質バイオマスボイラー用の燃料供給も行っています。

大径材に対応した高性能製材機（ツインバンドソー）や木造高層建築を可能にするCLT・集成材の製造施設も整備されています。（H27～H28導入）

 特用林産振興対策

小松市滝ヶ原町に石川県椎茸菌床センター（平成10年設立）があります。この施設では県内のしいたけ生産者に供給する菌床ブロック（年間30万個）を一括製造しており、品質の安定したしいたけ栽培を可能にしています。また、能美市佐野町では県内の8割のマイタケを生産しております。

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