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医療機関には「救命治療(急性期)」「身体機能の改善(回復期)」「長期療養(慢性期)」を担う病院や、入院しなくてもよい病気やケガの治療、訪問診療などを行う診療所など様々な役割があります。
病気になった時やケガをした時には、自分の状態に応じた診療所や病院に行くことで、より適切なサービスを受けることができます。
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■高度急性期・急性期を担う病院
救急医療や手術など、高度な技術や医療機器が必要な病気やケガの治療、検査を行い、患者さんの状態の早期安定化を目指す病院です。
■回復期を担う病院
急性期の治療を終えた方や、在宅療養中に体調を崩した患者さんに対し、継続的な治療とリハビリテーションを行い、身体的な機能を回復させ在宅復帰を目指す病院です。
■慢性期を担う病院
急性期の治療などにより症状は安定しているものの、医療的な対応が長期間必要な患者さんの入院に対応する病院です。
■診療所
診療所は、入院しなくてもよい病気やケガの治療、長い間薬を飲んだり、検査が必要な病気の治療、予防接種、健康管理を行います。
■自宅・介護施設など
病気になって医療を受けることができるのは、医療機関だけではありません。
訪問診療医や訪問看護師などが、通院が難しい人の自宅や施設を訪問して診療や看護を行う在宅医療があります。
高度急性期・急性期を担う病院に入院していると、他の病院へ転院することを促される場合があります。これは、病院が役割の分担と専門化を進めており、救命治療により容体の安定した方は「身体機能の改善(回復期)」の役割を担う病院に転院し、集中的にリハビリに取り組むことで、より早く病気やケガになる前の生活に戻ることが期待できるためです。
また高度急性期・急性期を担う病院には、緊急の手術が必要な患者が救急車で運び込まれるため、病床を空けておく必要があります。
より多くの方が適切な医療を受けるためにも、急性期の治療が完了し状態が安定した方は、入院を必要とする方に病床を譲ることが大切になります。
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