ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 議案説明要旨(平成26年第4回県議会定例会) - 平成26年9月9日 - > 議案説明要旨(平成26年第4回県議会定例会) - 平成26年9月9日 - 土砂災害対策について
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本年七月以降、西日本を中心に豪雨による災害が相次いでおり、特に先月二十日に広島市において発生した大規模な土砂災害では、多くの死傷者や建物の倒壊等の甚大な被害が発生したところであります。
本県においても、羽咋市で観測史上最高の二十四時間降水量を記録するなど、県内各地で局地的な集中豪雨が相次ぎ、土砂災害による死者や床上・床下浸水などの建物被害が発生いたしました。不幸にもお亡くなりになられた方の御冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた皆様方に心からお見舞い申し上げます。
今回の災害により、土砂災害への備えの重要性が再認識されたことから、被災箇所の早期の復旧はもとより、土石流発生箇所における新たな砂防堰堤の整備や堆積した土砂の除去、さらには、市町が実施する急傾斜地の崩壊対策工事に対する支援などの対策について、必要な予算措置を講じることといたしました。さらに、土砂災害警戒区域の指定を、当初の予定を一年前倒しして、本年度末までに完了させることを目指すとともに、国、県、市町、学識経験者、地域住民などで構成する「土砂災害対策連絡会(仮称)」を設置し、土砂災害時の早期避難等について関係者の意識の共有を図るなど、ハード・ソフト両面からの対策を講じることといたしました。
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以上
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