ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 県議会の議案説明要旨 - 平成19年3月12日 - > 県議会の議案説明要旨 - 平成19年3月12日 - 3月補正予算の概要について
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本日、追加提案をいたしました平成十八年度一般会計補正予算及び特別会計補正予算につきまして、その大要をご説明申し上げます。
今回の補正予算は、先般成立した国の補正予算で新たに認証が得られたものなどを計上するほか、この時期に対応せざるを得ない諸事業につきまして所要の予算を措置いたしました。また、今年度の最終補正予算となるため、各事業の執行状況を精査し、整理いたしたところであります。
まず、障害者施策についてであります。昨年四月に施行された障害者自立支援法について、事業者に対する激変緩和措置や利用者負担の軽減などを実施するため、今後の事業実施に必要な額を基金に積み立てるほか、今年度分の事業として、小規模作業所への運営費助成等を実施することとしております。
また、児童虐待の防止対策として、児童相談所の一時保護施設に防犯カメラや警報装置等を設置し、安全管理体制の強化を図ることとしております。
高病原性鳥インフルエンザ対策につきましては、宮崎県・岡山県での発生を受けて、先般、県内全養鶏農場等に対して緊急一斉消毒を実施いたしました。さらに、車両や野鳥等による農場や鶏舎内へのウイルスの持ち込みを防止するため、消毒用機器や防鳥ネットの整備に対して支援を行い、今後とも、発生の未然防止に努めることとしております。
以上のほか、北陸新幹線の県負担金を追加計上するほか、冬期に損傷した路面補修や図書館の資料の充実を図ることとしております。職員の退職手当についても、退職者の増に伴い、追加計上したところであります。また、事務的経費の節減や入札執行後の残額、災害復旧事業等の精算整理などにより不用額が生じたものについて、減額整理を行っております。
この結果、総額で二十二億六千九百万円余の減額補正となり、現計予算とあわせ、五千百四十八億三千七百万円余となっております。
歳入についてでありますが、県税収入は、昨今の景気回復基調等を反映して、個人県民税・法人事業税などで当初の見積もりを上回ることが確実となったことにより、今回八十二億円を補正することといたしました。また、地方交付税や地方特例交付金なども既に計上している予算を上回ることとなったため、将来の財政需要に備え、予定していた財政調整基金や減債基金の取り崩しを一部取り止めることといたしております。
特別会計につきましては、事業会計を含め十六の会計を、今回、補正しております。
以上
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